ゼミナール活動の紹介
(一部)経済学部の特徴
立教大学経済学部では、所属学科にかかわらず、いずれのゼミナールにも応募・参加できます。また、ゼミナールは2年次から3年間にわたって専門教育を受けられます。研究活動は学内のみにとどまらず、他大学とのインターゼミや各種大会・コンテストなどへの応募・出場も活発です。
経済学科
荒川 章義ゼミナール
「行動経済学という学問を全力で楽しむ」をモットーに、テキストの輪読やディベートなどのゼミナール活動を楽しく行っています。
行動経済学でさまざまな経済社会問題とその解決を考える
行動経済学は、人間はさまざまなバイアスやヒューリスティクスに満ちた非合理的な存在であると考えます。このように考えると、人間がなぜダイエットに失敗してしまうのか、なぜ大学の課題を終わらせるのを先延ばしにしてしまうのかなど、さまざまな経済社会現象を理解することができると同時に、その解決策を考えることができます。本ゼミナールはこのような問題を中心に研究しています。
行動経済学は、人間はさまざまなバイアスやヒューリスティクスに満ちた非合理的な存在であると考えます。このように考えると、人間がなぜダイエットに失敗してしまうのか、なぜ大学の課題を終わらせるのを先延ばしにしてしまうのかなど、さまざまな経済社会現象を理解することができると同時に、その解決策を考えることができます。本ゼミナールはこのような問題を中心に研究しています。
二宮 健史郎ゼミナール
ゼミはグループワークが活動の中心で、他大学との対抗ゼミで京都や九州にも行くので、ゼミ生同士がとても仲良くなります。
マクロ経済学の基礎的な理論に基づき金融・証券を分析する
「マクロ経済学と金融・証券」をテーマに、証券ゼミナール大会、他大学との対抗ゼミを通じて、マクロ経済学的な視点から金融、証券の基礎知識を学び、論文、スライド作成の技法、討論の方法を修得します。論文のテーマは、金融教育、国内証券市場の活性化、サスティナブルファイナンス等ですが、いずれもマクロ経済学やミクロ経済学といった基礎理論の知識が必要不可欠です。
「マクロ経済学と金融・証券」をテーマに、証券ゼミナール大会、他大学との対抗ゼミを通じて、マクロ経済学的な視点から金融、証券の基礎知識を学び、論文、スライド作成の技法、討論の方法を修得します。論文のテーマは、金融教育、国内証券市場の活性化、サスティナブルファイナンス等ですが、いずれもマクロ経済学やミクロ経済学といった基礎理論の知識が必要不可欠です。
経済政策学科
関口 智ゼミナール
2年生と3年生でペアになってレジュメ・パワーポイントを作成し、先生や4年生の指導のもと、発表の仕方と財政学の基礎を学んでいます。
財政の国際比較研究を通じて日本社会の問題点と解決策を議論
公共領域と民間領域の範囲を意識しながら、財政学の視点から研究をしています。近年では、年金(公的年金保険と民間年金保険)、医療(公的医療保険と民間医療保険)、教育(公教育と私教育)、女性の社会進出(公務員、正社員、非正規社員)等に関して、政府部門の歳入・歳出構造や企業形態・家族形態を踏まえた国際比較を行い、日本社会のあるべき方向性を議論してきました。
公共領域と民間領域の範囲を意識しながら、財政学の視点から研究をしています。近年では、年金(公的年金保険と民間年金保険)、医療(公的医療保険と民間医療保険)、教育(公教育と私教育)、女性の社会進出(公務員、正社員、非正規社員)等に関して、政府部門の歳入・歳出構造や企業形態・家族形態を踏まえた国際比較を行い、日本社会のあるべき方向性を議論してきました。
遠山 恭司ゼミナール
地域活性化、企業家精神、地域金融、DX /GX / SX、地域商社、M&A、成長ファンド等をテーマにProject Based Learning(PBL)を実践します。
複眼的思考法で現実をリサーチ・中小企業と地域の可能性を探究
企業数の99.7%、雇用の7割を占める中小企業は、日本経済の屋台骨です。多数性と多様性に満ちた中小企業について、経済学と経営学の理論をベースに、フィールドワークで集めた現場の声から独自の視点と論理で論文を作成します。取材はすべてゼミ生がみずから行い、対面はもちろん、オンラインも使って日本全国におよびます。論理的思考とやり抜く力をゼミ生は体得します。
企業数の99.7%、雇用の7割を占める中小企業は、日本経済の屋台骨です。多数性と多様性に満ちた中小企業について、経済学と経営学の理論をベースに、フィールドワークで集めた現場の声から独自の視点と論理で論文を作成します。取材はすべてゼミ生がみずから行い、対面はもちろん、オンラインも使って日本全国におよびます。論理的思考とやり抜く力をゼミ生は体得します。
会計ファイナンス学科
小澤 康裕ゼミナール
情報を読み解く力、「差」や「違い」に気づく力、「疑問」を発見する力、ディスカッションをする力をつける格好の場を提供します。
財務会計とAIの基礎知識を習得し現代の社会人基礎力を身につける
会計とAIの進展という視点から、現代の社会や企業を観察し、分析・検討する方法について鍛錬します。会計学は、まず基礎的な知識を十分に身につけることが欠かせないため、2年次は簿記演習と会計学の初級テキストの輪読で、徹底的に基礎知識を習得します。またAI等の新技術の進展にも目を配りつつ、英文記事やビジネスに関する新刊書籍も取り上げて、常に新しい知識を吸収します。
会計とAIの進展という視点から、現代の社会や企業を観察し、分析・検討する方法について鍛錬します。会計学は、まず基礎的な知識を十分に身につけることが欠かせないため、2年次は簿記演習と会計学の初級テキストの輪読で、徹底的に基礎知識を習得します。またAI等の新技術の進展にも目を配りつつ、英文記事やビジネスに関する新刊書籍も取り上げて、常に新しい知識を吸収します。
關 智一ゼミナール
ゼミでは企業経済学を中心に学んでいます。学外のプレゼン大会や英語論文コンペにも参加し、論理的思考力の腕試しにもチャレンジしています。
VUCA時代の企業経営課題に対して定性・定量の両面から分析する
今日の企業経営課題を考えるとき、グローバル化やデジタル化に加えて、刻一刻と変化する市場環境への迅速な対応を忘れることはできません。いわゆる、VUCA時代と呼ばれる今日こそ企業経営への分析視角は、因果関係の解明を重視した、客観的なものが求められます。ゼミでは、あえて経営学の概念を排することで、データや数字に基づいた議論を重視し、論理的思考力の醸成を図ります。
今日の企業経営課題を考えるとき、グローバル化やデジタル化に加えて、刻一刻と変化する市場環境への迅速な対応を忘れることはできません。いわゆる、VUCA時代と呼ばれる今日こそ企業経営への分析視角は、因果関係の解明を重視した、客観的なものが求められます。ゼミでは、あえて経営学の概念を排することで、データや数字に基づいた議論を重視し、論理的思考力の醸成を図ります。
近年のゼミナール学生の活躍(主な受賞・入賞等の記録)
2022年度
- 關智一ゼミナール/みずほ学術振興財団第63回懸賞論文(経済・学部の部)・佳作
- 菊池航ゼミナール/東京商工会議所豊島支部としまイノベーションコンテスト・ドリームビジネスプラン部門・審査委員会奨励賞
- 櫻本健ゼミナール/第6回和歌山県データ利用コンペティション・CTC賞/G-Censusプレイステーション資料作成コンテスト・最優秀賞・優秀賞・奨励賞
- 遠山恭司ゼミナール/商工総合研究所第36回中小企業懸賞論文・金融部門本賞
- 坂本雅士ゼミナール/納税協会連合会第18回税に関する論文・納税協会特別賞・簿記チャンピオン大会・4部門制覇
- 三谷進ゼミナール/証券ゼミナール大会・敢闘賞
- 石田惣平ゼミナール/ブルームバーグESG投資コンテスト・レポート賞
2021年度
- 櫻本健ゼミナール/国際統計リテラシープロジェクトポスターコンペティション日本代表選出
- 遠山恭司ゼミナール/商工総合研究所第35回中小企業懸賞論文・産業部門本賞・金融部門本賞・金融部門準賞
- 三谷進ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞・敢闘賞
- 飯島寛之ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞・敢闘賞
- 石田惣平ゼミナール/CFA協会リサーチチャレンジ日本大会最終審査進出
2020年度
- 關智一ゼミナール/第60回日本学生経済ゼミナール関東部会プレゼン部門・第3位
- 櫻本健ゼミナール/第4回和歌山県データ利用コンペティション・データ利活用賞/G-Censusプレイステーション資料作成コンテスト・最優秀賞・優秀賞・奨励賞
- 遠山恭司ゼミナール/商工総合研究所第34回中小企業懸賞論文・金融部門本賞
- 飯島寛之ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞
- 三谷進ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞
- 二宮健史郎ゼミナール/証券ゼミナール大会・敢闘賞
- 石田惣平ゼミナール/ブルームバーグESG投資コンテスト・レポート賞
2019年度
- 關智一ゼミナール/第59回日本学生経済ゼミナール関東部会プレゼン部門・最優秀賞
- 櫻本健ゼミナール/G-Censusプレイステーション資料作成コンテスト・優秀賞・奨励賞
- 菊池航ゼミナール/東京商工会議所豊島支部としまイノベーションコンテスト・ドリームビジネスプラン部門・最優秀賞
- 遠山恭司ゼミナール/商工総合研究所第33回中小企業懸賞論文・産業部門準賞・金融部門本賞
- 三谷進ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞
2018年度
- 櫻本健ゼミナール/G-Censusプレイステーション資料作成コンテスト・優秀賞・奨励賞
- 遠山恭司ゼミナール/商工総合研究所第34回中小企業懸賞論文・産業部門本賞・金融部門本賞
- 飯島寛之ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞
- 三谷進ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞
- 渡辺 茂ゼミナール/証券ゼミナール大会・優秀賞