経済学研究科委員長 荒川 章義
大学院に入学する動機・年齢はさまざまです
当研究科には様々な目的を持った大学院生が在籍しています。研究者を目指す人、税理士など高度の資格取得を目指す人、自分が従事してきた仕事の意義を学問的に再検討したい人、日本に留学して国際的な仕事に取り組みたいと考える人、学部教育の水準を超える専門的知識の獲得を目指す人など大学院での目的は多様ですし、大学を出たばかりの人から現役の社会人、さらには仕事を定年でリタイアした人まで年齢もさまざまです。
新たな知見を得るために
このように多様な目的をもち、年齢も異なる大学院生でありながら、どの大学院生も専門的な研究を行い、その分野に新たな知見をもたらしたいと考えていることでは共通しています。私たちは、その意欲を具体的な研究成果に結びつけるために必要な指導をしっかりと行います。当研究科では集団的指導と個別指導、コース科目と論文指導を組み合わせて適切な教育機会を提供します。
“成長過程にある研究パートナー”として
私たちは、大学院生の皆さんを“成長過程にある研究パートナー”であると見なしています。当研究科では、教員集団によるプロジェクト研究や研究会が盛んにおこなわれています。大学院生の皆さんはリサーチ・アシスタントやメンバーとしてこれら研究活動に参加し、教員との共同研究を通じて研究の実践を積むことができます。
優れた教員集団と教育システム
当研究科の両輪は優れた教授陣と効果的な教育システムです。指導を行う教授陣は、それぞれ学会の第一線で活躍し、高い評価を受けています。また、長い伝統に根ざした指導実績を持ち、優れた研究者・高度職業人を多数輩出しながら、社会の要請に応えるために教育システムを不断に改革しています。当研究科はこのように優れた「人」と「システム」の両輪でみなさんの研究能力の向上と学位取得を強力にサポートします。