学部長メッセージ

経済学部長 藤原 新

cool head but warm heart


社会的苦悩に立ち向かうための力を

大学で学ぶ学問は「真理の追求」であり、それは明日を今日より良いものにするための努力です。イギリスの有名な経済学者アルフレッド・マーシャルは、ケンブリッジ大学政治経済学部の教授就任演説の最後の部分で「冷静な頭脳と温かい心(cool head but warm heart) をもって、自分の周りの社会的苦悩に立ち向かうために力を使うべきだ」と述べました。

いま、世界は新型コロナウィルス感染症の拡大で、多くの人が命を落とし、仕事を失い、たくさんの人々が不安な毎日を送っています。いま「自分の周りの社会的苦悩」はますます大きくなっています。このような中で、人々の生活や生命を守るために何ができるのか、私たちはどのようにすれば「明日を今日より良いものに」できるのか。自分の幸せとともに社会全体の幸せを追求する「温かい心」をもった経済学が解明すべき課題はますます増えています。

もちろん、その対策は、豊富で体系的な知識に裏付けられ、合理的で首尾一貫したものでなければなりませんし、実現可能なものでなければなりません。そこには「冷静な頭脳」が求められます。大学で経済学を学ぶということは、「温かい心」で社会の問題点を見つけ、それに対して「冷静な頭脳」で理にかなった処方箋を作る力を養うということです。

アカデミズムの伝統と新しい世界

立教大学経済学部は、1907年に「商科」として設立されて以来110年以上にわたって、その時々の経済問題を解決すべく研究・教育を続けてきた伝統と歴史をもっています。このアカデミズムの伝統を大切にしながら、私たちは現在も、世界のどこでも活躍できる能力をもち、AIなど新しい技術を人間の幸せのために進展させる力をもった学生、新しい世界をリードして「自分の周りの社会的苦悩」を解決できる学生を育てようと、新たな課題に応える取り組みを日々行っています。ここで4年間の学生生活を終えた後、みなさんは大きく成長した新しい自分に気付くことになるでしょう。

さあ、立教大学経済学部で私たちと一緒に経済学を学び、新しい自分に会いに行きましょう。

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