2023/02/13 (MON)

経済学部遠山恭司ゼミナールの学生が2022年度(第36回)「中小企業懸賞論文」の金融部門で「本賞(最高賞)」を受賞しました。

OBJECTIVE.

経済学部遠山恭司ゼミナールの学生が、2022年度(第36回)「中小企業懸賞論文」の金融部門で「本賞」を受賞しました。
応募数は産業部門が16編、金融部門が18編でした。
「本賞」を受賞したチームには、3月の授賞式で賞状と賞金30万円が贈呈されます。
なお、本賞を受賞した論文は、商工総合研究所の機関誌『商工金融』3月号(第73巻第3号)に掲載されます。

金融部門テーマ:地域金融機関による地域活性化への多様な取り組み

論文タイトル:信用金庫・地域商社による地域内および地域・都市間商流の創造−信用金庫が保持するネットワークに着目して−

和田望花さん(経済政策学科3年次)
星野瑠実さん(会計ファイナンス学科3年次)
岩井優香子さん(会計ファイナンス学科2年次)
松本宗一郎さん(会計ファイナンス学科2年次)
和田望花さんのコメント
昨年に引き続き、金融部門で受賞することができ大変嬉しく思います。
論文を執筆するにあたり、「地域活性化」とは何か、その本質を理論や根拠に基づき、自分たちなりに見出す必要があり、研究に行き詰まることもありました。わたしたちはゼミ内で最多の27件におよぶヒアリングによって、地域の現状を徹底的に調査したことに加え、チームメンバーの一人ひとりが妥協することなく議論を重ねたことで、心から納得できる論文を完成させることができました。
約半年に渡りご指導いただきました遠山先生、先輩方、そして取材にご協力いただきました金融機関・地域商社・市役所の皆様に心から感謝申し上げます。
この経験を糧に、さらなる成長を目指し、邁進していく所存です。
星野瑠実さんのコメント
歴代の先輩方に続き、金融部門で本賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。
長年問題視されている地域活性化という課題に対して、信用金庫による地域商社という提案は新しく、現状や課題を掴むのに苦労しました。しかし、遠山先生や先輩方からも指導をして頂き、論文を完成させることができました。
お忙しいなか協力してくださった訪問先のみなさま、インターゼミで指導してくださった慶應義塾大学・岩手県立大学の先生・ゼミ生の方々に心から御礼申し上げます。今回の経験を活かし、常に挑戦する姿勢を忘れず、日々精進していきたいと思います。
中小企業懸賞論文は、商工中金が設立した一般財団法人商工総合研究所によって中小企業の調査研究に対する助成事業の一環として1987年から行われており、今回が36回目となります。学生・実務家など幅広い層から産業・金融に関する論文について、毎年テーマを定めて募集しています。

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