過去の実施記録経済研究所

研究プロジェクト

欧州グリーンディールとEU統合の再検討

2021年度の活動

第8回 研究会
日時:2022年3月17日(木)13:00~17:00
会場:Zoomミーティング
第1報告 中西 優美子氏(一橋大学大学院法務研究科教授)
「欧州グリーンディールと持続可能性」(仮)
第2報告 豊嘉 哲氏(福岡大学商学部教授)
「『農場から食卓まで』戦略と新共通農業政策(2023-27年)」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第7回 研究会
日時:2022年3月15日(火)13:00~17:00
会場:Zoomミーティング
第1報告
報告者:吉田 健一郎氏(株式会社 日立総合計画研究所 SI-PI推進室 主幹研究員)
報告テーマ:「Brexit後の欧州経済・金融情勢」
第2報告
報告者:高屋 定美氏(関西大学商学部教授)
報告テーマ:「COVID-19による欧州経済への影響と、今後の成長戦略」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第6回 研究会
日時:2022年3月4日(金)15:00~16:30
会場:Zoomミーティング
報告者:小森田 秋夫氏(神奈川大学特別招聘教授)
報告テーマ:「ポーランドにおける『二つの法秩序』ー『法の支配』をめぐるEUとの対立の構図」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第5回 研究会
日時:2022年2月25日(金)
会場:Zoomミーティング
10:00~11:40
報告者1:太田 志乃氏(名城大学経済学部准教授)
報告テーマ:「EV産業創出時における企業連携-モビリティ産業萌芽期にみる中小企業のポジション-」
13:30~15:10
報告者2:松浦 一悦氏(松山大学教授)
報告テーマ:「トロイカによる第3次金融支援以降のギリシャ経済~EU安定・成長協定との関連で~」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第4回 研究会
日時:2月8日(火)16:00~18:00
会場:Zoomミーティング
報告:Petr Pavlinek(University of Nebraska at Omaha, United States: full professor and Charles University, Prague, Czechia: full professor)
報告テーマ:「欧州の脈略のなかでの中東欧自動車産業」
討論者:細矢 浩志氏(弘前大学教授)
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第3回 研究会
日時:2月7日(月)13:30~14:00
会場:Zoomミーティング
報告:伊藤 さゆり氏(ニッセイ基礎研究所研究理事)
報告テーマ:「2022年の欧州の経済・政治の注目点」(仮)
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第2回 研究会
日時:1月12日(水)17:30~19:10
会場:Zoomミーティング
報告:志牟田 剛氏(Director-General, JETRO Praha)
報告テーマ:「チェコ共和国の経済概況」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第1回 研究会
日時:9月10日(金)14:00~15:30
会場:Zoomミーティング
報告:安藤 研一氏(静岡大学教授)
報告テーマ:「コロナ危機Phase-1とEU統合」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

2020年度の活動

第8回 研究会
日時:3月26日(金)15:00~16:30
会場:Zoomミーティング
報告:高崎 春華氏(東洋英和女学院大学専任講師)
報告テーマ:「南東欧・モロッコにおける欧州自動車産業の展開」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第7回 研究会
日時:3月23日(火)15:30~18:00
会場:Zoomミーティング
報告:Gábor Túry (Research Fellow, CERS Institute of World Economics, Hungary)
報告テーマ:
”Impact of electromobility on the role of Central and Eastern European
economies within automotive value chains. Is there a way out of
labor-intensive production?”

共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第6回 研究会
日時:3月8日(月)13:30~15:00 
会場:Zoomミーティング
報告:細矢 浩志氏(弘前大学人文社会科学部教授)
報告テーマ:「CASE革命と主要自動車企業のZEV戦略」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第5回 研究会
日時:2月1日(月)13:30~15:00
会場:Zoomミーティング
報告:井上 淳氏( 大妻女子大学比較文化学部教授)
報告テーマ:「Covid-19下のEU公衆衛生政策と経済対策ー国際的な危機は「統合」の推進剤になるか?」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第4回 研究会
日時:1月25日(月)13:30~15:00
会場:Zoomミーティング
報告:明田 ゆかり(本学法学部非常勤講師)
報告テーマ:「地政学的EUの通商戦略」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第3回 研究会
日時:1月13日(水)10:30~12:00
会場:Zoomミーティング
報告:家本 博一氏(名古屋学院大学教授)
報告テーマ:「欧州バッテリー同盟」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第2回 研究会
日時:12月25日(金)13:30~15:00
会場:Zoomミーティング
報告:蓮見 雄(本学経済学部教授)
報告テーマ:「欧州グリーン・ディールと自動車産業」
共催:立教SFR「欧州におけるEVシフトと生産・インフラ・ネットワークの再構築と日系企業への影響」

第1回 研究会
日時:11月20日(金)16:00~17:30
会場:Zoomミーティング
報告:石田 周氏(愛知大学助教)
報告テーマ:「EUにおける金融商品市場指令(MiFID)の政治経済学—ダークプールの規制上の起源—」
激変する北東アジア地域情勢に関する地政経済学的研究

2019年度の活動

第2回 研究会
日時:2019年9月19日(木)18:00~21:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:叶 軍氏(中国天津理工大学国際工商学院)
「米中貿易摩擦が中国の産業構造高度化に及ぼす影響」
(中国語⇔日本語の通訳あり)
第1回 研究会
日時:2019年7月10日(水)17:20~19:20
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:Prof. Mustapha Kamal Pasha(Aberystwyth University (Wales))「US-China Conflict:Options for Japan」

ワークショップ

グローバルサウスの内生的発展に関する研究ー産業集積と人口移動を中心にー

2023年度の活動

第5回ワークショップ
日時:2024年2月24日(土)14:00~18:00
会場:立教大学池袋キャンパス、12号館4階共同研究室
形式:対面優先(オンライン配信ありの予定。ただし、報告が聞ける程度と想定願います)
全体テーマ:「欧州グリーンディールの現段階と展望」
『欧州グリーンディールとEU経済の復興』(文眞堂、2023年)の執筆者をお招きし、同著の内容と最近の動向について解説していただきます。その後、フロアを交えて議論の時間をとる予定です。

著書の情報は下記からご覧ください。
第1報告(14:00~14:30[30分])
報告者:蓮見 雄(立教大学)
タイトル:「欧州グリーンディールの総点検—カーボンニュートラル実現のための制度形成の現段階と課題」
概要:過大評価されがちな欧州グリーンディールの現段階について批判的に検討し、その現状と課題を明らかにする。2023年は、強化策Fit for 55の法令の大半が施行・政治合意した年である。だが、米国や中国とのGXとDXの主導権争いの中で、EUの一連の政策が、本当に効果を持ち(enforcement)、カーボンニュートラルの社会実装への移行経路を切り開くかどうかは定かではない。

第2報告(14:30~15:00[30分])
報告者:中西 優美子氏(一橋大学)
タイトル:「欧州グリーンディールの法的基盤—欧州気候法律を手掛かりにして—」
概要:Von der Leyen欧州委員会が進める、欧州グリーンディール及びそれを確実に実施するFit For 55に基づいて採択されたEUの措置を解説する。
EUの気候変動に対する法的措置、とりわけ、2050年までに気候中立の達成をEUと構成国に義務づける、欧州気候法律(European Climate law)を取り上げる。

第3報告(15:00~15:15[15分])
報告者:石田 周氏(愛知大学)
タイトル:「EUタクソノミーと持続可能性情報の開示義務」
概要:「環境的に持続可能な(グリーンな)」経済活動を定義するEUタクソノミーと、それと関連する持続可能性情報の開示義務(CSRDとSRDR)に焦点を当て、その基本的な枠組みを確認しつつ、最近の進展について報告する。

第4報告(15:15~15:45[30分])
報告者:高屋 定美氏(関西大学)
タイトル:「EUサステナブルファイナンス戦略と欧州金融市場」
概要:EUサステナブル・ファイナンス戦略の中でも重要と考えられるEU
タクソノミーに焦点を当て、その概要と、タクソノミーが企業や金融機関に及ぼすであろう影響を論じる。さらには、EUサステナブル・ファイナンスの実態として、欧州の銀行の取り組みとグリーンボンド市場を展望する予定である。

第5報告(15:45~16:00[15分])
報告者:道満 治彦氏(神奈川大学)
タイトル:「EUの再生可能エネルギー政策の展開—優先規定、欧州グリーンディールからREDⅢへ」
概要:EUにおける再エネの急速な拡大は再エネに対する優先規定が大きな役割を果たし、電力指令と再エネ指令との間の相互作用の下で拡大してきた。そしてすでに安価になり主力電源となった再エネは欧州グリーンディールの前提条件となっている。では、これまでの再エネ政策が新たな再エネ指令(REDⅢ)にどのように繋がっているのかを検討する。

休憩後、質疑応答+討論(16:00~18:00)

共催:東京新世界経済研究会・2024年春例会/第50回持続可能性と資源貿易研究会/グローバル政治経済学(GPE)研究会/経済研究所国際部会ワークショップ

第4回ワークショップ
日時:2024年1月6日(土)14:00~16:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
タイトル:「プラットフォーム資本主義-その本質、実態、そしてゆくえ-」
≪プログラム≫
14:00~14:40 第1報告:山本 泰三氏(大阪産業大学)
「現代資本主義論の問題としてのプラットフォーム(仮)」
14:40~15:20  第2報告:金 埈永氏(韓国雇用情報院)
「プラットフォーム資本主義における雇用と労働」
15:20~16:00 第3報告:山川 俊和氏(桃山学院大学) 
「プラットフォーム資本主義における環境・エネルギー問題」
16:00~16:40 第4報告:今井 慧仁氏(京都大学・大学院)
「プラットフォーム資本主義と米中覇権競争」
16:40~16:50 休憩
16:50~18:00 全体ディスカッション

・参考文献:『プラットフォーム資本主義を解読する』(水嶋一憲・ケイン樹里安・妹尾麻美・山本泰三編著著;金埈永・宇田川敦史・久保友香・佐幸信介・山川俊和・中野理・水越伸・勝野正博著、ナカニシヤ出版、2023)

第3回ワークショップ
日時:2023年12月26日(火)14:00~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
第1報告:宮﨑 昌氏(一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO))
「持続可能な森林経営管理と森林資源利用ーネットゼロに向けたGHG吸収・削減方策の活用について—」

概要:企業経営ではGHGプロトコル/SBT/CDPなどの環境情報開示に対応することが急務である一方、従来有効活用できるとされてきたJ-クレジットや各種オフセット手法について厳しい目が向けられるなど日々ビジネスを取り巻く状況が変化しています。本テーマでは、2023年時点において企業経営の観点から「ネットゼロ」と「森林資源活用」に着目して話題提供します。
第2報告:山川 俊和氏(桃山学院大学経済学部)
「〈脱炭素世界経済〉の構造・試論」

概要:現代世界経済が大きく変貌しようとしている。その理由は、パリ協定の締結以降に本格化したカーボンニュートラル達成への気運の高まりと、経済の脱炭素化(decarbonization)である。経済の脱炭素化プロセスにおいては、化石燃料から脱炭素化されたものへとエネルギー・システムの転換が進む。そしてその転換は、大量生産、大量消費、そして大量廃棄を前提に構築されてきた生産と貿易、投資、通貨、そして国際政治のシステムを大きく変貌させる可能性を含んでいる。本報告では、こうした世界経済の現段階を〈脱炭素世界経済〉と呼び、その構造について試論を展開する。関連して、日本の脱炭素化政策の特徴と問題点についても述べていく。

・参考文献:吉弘憲介・山川俊和(2023)「再生可能エネルギー施設立地の政治経済学——日本の木質バイオマス発電を中心に」『季刊経済研究』(大阪公立大学)、第41巻1-4号、2023年3月、49-63頁。
山川俊和(2023)「〈脱炭素世界経済〉における日本の環境経済戦略——グリーントランスフォーメーション(GX)とその隘路」『生活経済政策』第319号、2023年8月、11-16頁。

共催:東京新世界経済研究会・2023年冬例会/第49回持続可能性と資源貿易研究会/グローバル政治経済学(GPE)研究会

第2回ワークショップ
日時:2023年11月22日(水)16:00~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
合評会『100均資本主義—脱成長社会「幸せな暮らし」のつかみ方』(郭洋春著、プレジデント社、2022年)
《プログラム》
16:00~16:30
郭 洋春(立教大学・経済学部)「私が考える“100均資本主義”の姿」
16:30~17:00
石井 優子(立教大学・兼任講師)「“低欲望”・“足るを知る”の考える」
17:00~17:30
厳 成男(立教大学・経済学部)「成長しなくても“幸せ”な社会は持続可能か」
17:30~18:00 全体討論
第1回ワークショップ
日時:2023年10月28日(土)14:00~17:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
合評会『少子化するアジア:家族形成の困難を超えて』(溝口由己編著、日本評論社、2023年)
≪プログラム≫
14:00~14:30:編著者による企画趣旨・全体内容の概説
溝口 由己(新潟大学、序章&第4章を中心に)
14:30~15:30:執筆者による担当章の概説
金 埈永(韓国雇用情報院、第3章); 石川 耕三(新潟大学、第4章)
厳 成男(立教大学、第6章);根岸 睦人(新潟大学、第8章)

15:30~16:10:若手研究者らによる評論
1.李 赫然(立教大学大学院経済学研究科・博士課程)「人口動態と社会保障の関係に注目して」
2.張 景瑞(立教大学大学院経済学研究科・博士課程)「人口動態とイノベーションの関係に注目して」
16:10~17:00:全体討論

2022年度の活動

地政学リスクと世界経済
第4回ワークショップ
日時:2023年2月18日(土)14:30~18:30
会場:池袋キャンパス 5号館5124教室
※対面とオンラインのハイブリッド方式で開催
報告:
第1報告 宮本 基杖氏(森林総研)
報告タイトル「熱帯の森林減少の解決には途上国の貧困率を低下させる基盤整備が必要」
概要:
温室効果ガスの排出源でもある熱帯林減少は、対策が国際的に推進されているものの、十分な成果は得られていません。本報告では、世界の先行研究と報告者の東南アジアでの実証研究を基に、森林減少の原因について解明された全容を示し、持続可能な解決策を提案します。
・参考文献,宮本基杖[2023 forthcoming]日本森林学会誌に掲載予定。

第2報告 桑名 謹三氏(関西大学)
報告タイトル「SDGsとファッション」
概要:
近年、SDGsの認知度が高まるなかで、エシカルウエディングなど、多様なエシカル消費が注目されています。本報告は、エシカル消費の中でもその起源が古いエシカルファッションをテーマとしています。エシカルファッションが必要と考えられるようになった背景を、途上国におけるファッションアイテム工場の事故から明らかにするとともに、法と経済学の分析を通じて、その改善策を提案します。本報告は次の文献に基づくものです。
・参考文献,桑名謹三[2022]「SDGsとファッション」『アカデミアが挑むSDGs 関西大学の多様な取り組み』関西大学出版部,pp.124-143

共催:第47回持続可能性と資源貿易研究会/東京新世界経済研究会2023年春例会/グローバル政治経済学(GPE)研究会

第3回ワークショップ
日時:2022年12月26日(月)14:00~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4F共同研究室 ※対面とオンラインとのハイブリッド方式で開催
報告:第1報告 土橋 康人(本学経済学部・助教)
「『サッチャリズム』の包括的な再検討に向けて—財政・金融・社会政策のメカニズム」
・近年の歴史研究の進展に伴い、「サッチャリズム」や「新自由主義」に与えられた歴史的特異性や政策の一貫性をめぐる評価については修正が迫られている。本報告では、これらの先行研究を批判的に整理した上で、金融や税及び住宅政策などの複数の領域を横断的に分析していく。そして、本研究によって描写されたサッチャー政権の政策メカニズムと政治経済学の諸概念を対照させることで、「サッチャリズム」及び「新自由主義」という概念を再検討していく。

第2報告 梅本 徹氏(J-Money論説委員)
「円キャリートレードとドル円相場」
・モルガン・スタンレー,バークレイズ・キャピタルなどでチーフFXストラテジストを歴任。東京市場で常に上位を占めたアナリストに,昨今のドル円相場の見方をうかがいます。

第3報告 田中 綾一氏(駒澤大学経済学部・教授)
「デジタル通貨・金融デジタル化の現状と課題」
・2018年末の本研究会においてキャッシュレス化の動向を報告してから4年が経過し、デジタル通貨およびその周辺技術によってできることとできないことの区別がよりはっきりしてきたように思われる。今回の報告においては、(1)暗号資産の現状(暗号資産を法定通貨化した国の動向や最近のFTXをめぐる混乱など)、(2)セキュリティ・トークン市場の現状(証券市場など)、(3)ホールセール型CBDCの現状の3つの観点から、デジタル通貨と金融デジタル化の現状と課題について論じたい。

第2回ワークショップ
日時:2022年11月23日(水)17:00~19:00(教授会終了時間によって前後する可能性有り)
会場:Zoom
報告:松村 博行氏(岡山理科大学教授)
報告タイトル:「エコノミック・ステイトクラフトの検討」

第1回ワークショップ
日時:2022年7月30日(土) 14:00~18:00
会場:池袋キャンパス  12号館4階共同会議室
※対面とオンラインとのハイブリッド方式で開催
報告:
第1報告 川上 豊幸氏(聖心女子大学現代教養学部国際交流学科)
報告タイトル:「気候変動対策としての木質バイオマス発電事業評価の問題に関する研究ノート」

第2報告 道満 治彦氏(神奈川大学経済学部)
報告タイトル:「欧州グリーンディールの前提要件としての再生可能エネルギー政策-EUにおける再生可能エネルギーの優先給電・優先接続の変遷と日本への示唆-」
報告要旨:欧州グリーンディールの前提条件として、EUの再生可能エネルギー政策がどう進展してきたのだろうか。欧州グリーンディールの中で2050年気候中立が謳われる中で、中心的な役割を担うとみられているのが、再生可能エネルギーである。
そのEUの再生可能エネルギーの発展の背景には、各加盟国で導入された固定価格買取制度(FIT)をはじめとする導入促進政策に加えて、①義務的な導入目標と②市場へのアクセスと送電線への物理的な接続というEU主導の政策があった。後者の中心的な役割を果たしたのが再生可能エネルギーへの優先給電と優先接続である。
では、再生可能エネルギーの優先規定がどう発展し、それが欧州グリーンディールにどう影響を与えてきたのか、また日本にどういう示唆を与え得るのか、を考えていく。

共催:グローバル政治経済学(GPE)研究会、持続可能性と資源貿易研究会

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