経済研究所Rikkyo Institute of Economic Research.

経済研究所は総合大学である本学の特色を生かし、経済に関する研究の伝統を発展させ、経済・経済政策・経営・会計の諸問題の研究に取組んで研究成果を共有し、もって持続可能な経済発展の実現に寄与することを目的として、2000年度に設立された。事業活動は、経済・経営・会計に関する調査・研究を主たるものとし、本学内外の機関・団体からの研究の受託やそれら機関との研究協力、さらには資料の保管・整備・講演会の開催、内外の研究者にたいする研究助成等を含むものとする。

研究所について

規則、内規等
運営委員会委員
所長
郭 洋春 (経済学科教授)

副所長
遠山 恭司(経済政策学科教授)

運営委員
山田 康裕(会計ファイナンス学科教授)
佐々木 隆治(経済学科教授)

今後のイベント・講演会等のご案内

4月24日(水)開催 公開講演会「公認会計士への道」(公認会計士制度説明会)

日時

2024年4月24日(水) 19:00~20:00

場所

池袋キャンパス8号館 8202教室(オンライン併用)

内容

立教大学卒業生による合格体験談・公認会計士の業務内容を説明するビデオ上映・質疑応答

講師

  • 金沢 信二朗氏(2023年公認会計士試験合格者(2024年3月本学卒業))
    立教大学経済学部経済学科、2024年3月卒業
    2023年 公認会計士試験合格者
    2024年4月 EY新日本有限責任監査法人 第三事業部
  • 羽山 友紀子氏(公認会計士・日本公認会計士協会東京会広報委員会委員)
    立教大学文学部フランス文学科卒業、会計事務所、一般事業会社を経て現在、有限責任あずさ監査法人にて監査の品質管理業務に従事。
  • 山田 浩一氏 (公認会計士・立教公認会計士会会長)
    立教大学経済学部卒業、ふじみ監査法人理事長、税理士法人ビジネスエイド代表社員、NPO法人 学校経理研究会 監事 他

対象

本学学生、大学院生、教職員、一般

申込

申込み〆切 4月17日(水)

主催

日本公認会計士協会

共催

立教大学経済学部、経済研究所

問合せ先

経済研究所 03-3985-4121 r-inst-e@rikkyo.ac.jp

研究プロジェクト

マルクス価値論の刷新と資本主義の新形態の解明

2023年度

第3回研究会
日時:3月18日(月)15:00〜18:00
場所:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告1:田添 篤史氏(三重短期大学)
「『現在費用』で把握することと『歴史的費用』で把握することの意味的相違」
報告2:金江 亮氏(桃山学院大学)
「TSSIへの批判とその検討」

報告3:羽島 有紀氏(駒澤大学)
「Rethinking Marxismによる解釈とその批判」


第2回 研究会
日時:2023年6月17日(土)15:00~17:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:Aaron Benanav (Syracuse University)
   “Automation and Digital Socialism”


第1回 研究会
日時:2023年5月28日(日)15:00〜17:00
会場:池袋キャンパス 12号館2階会議室
報告:Simon Derpmann (Westfälische Wilhelms-Universität)
   „Marx's account of value as a critique of market society“

2022年度の活動

第2回 研究会
日時:2023年2月26日(日)14:00~17:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告1:金江 亮氏(桃山学院大学)
   「F.Moseleyの著書における"Standard Interpretations"について」

報告2:田添 篤史氏(三重短期大学)
   「F.Moseleyの著書における"The New Interpretation"について」


第1回 研究会
日時:2023年2月18日(土)14:30~16:00
会場:池袋キャンパス 13号館会議室
報告:隅田 聡一郎氏(大阪経済大学)
   「強い国家と自由経済——シュミットからマルクスへ」
ニューノーマル時代のフードビジネス研究
~ポストコロナ下のライフスタイルの変化とインスタント食品産業
20世紀東アジアにおける経済基盤の形成

2023年度

第4回 研究会
日時:2024年2月16日(金)16:00~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:「博物館所蔵日本貨幣の研究ー在欧博物館の調査事例を中心にー」
 櫻木 晋一 氏(朝日大学・下関市立大学名誉教授)


第3回 研究会
日時:2023年12月6日(水)17:30~
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:「近代東アジア米穀市場における競争構造:国内広域市場の形成と機能に関する日中比較の視点から」
 篠根 拓人 氏(慶應義塾大学経済学部准訪問研究員)


第2回 研究会
日時:2023年10月14日(土)13:30~15:00
会場:池袋キャンパス 11号館A203教室
報告:「〈帝国主義〉論と日本植民地研究」
 須永 徳武(本学名誉教授)


第1回 研究会
日時:2023年7月26日(水)17:00~18:30
会場:池袋キャンパス 12号館2階会議室
報告:「朝鮮代議士守屋栄夫と朝鮮社会」
 李 炯植 氏(高麗大学/立教大学経済研究所客員研究員)


<問合せ先>
rebh@rikkyo.ac.jp(経済学部歴史部会:担当 岡部桂史)

2020年度の活動

歴史部会シンポジウム
日時:2021年3月2日(火)14:00~17:00
会場:オンライン開催(Zoomミーティング)
報告:合評会「武田晴人著『日本経済史』(有斐閣,2019年)をめぐって」
モデレーター:呂 寅満 氏(韓国・江陵原州大学校)
評者(日本経済史):鷲崎 俊太郎 氏(九州大学)
評者(外国経済史):ばん沢 歩 氏(大阪大学)
リプライ:武田 晴人 氏(東京大学名誉教授)

2019年度の活動

第1回 研究会「近現代台湾における政治・社会・経済:植民地から民主化へ」
日時 2019年10月16日(水)13:30~
会場 池袋キャンパス 12号館地下第3・4会議室
報告
1. 陳 家豪 氏 (Chengchi University)
「1960年代台湾における会社法の改正:権威主義と自由経済とのジレンマ」
2.鄭 巧君 氏(Chengchi University)
「訪台日本人観光客が台湾観光事業に及ぼした影響(1950's~1970's)」
3. 陳 世芳 氏(Chengchi University)
「日本植民地期台湾における対フィリピン貿易」
4.林 于庭 氏 (Chengchi University)
「The Role of Shipping Companies in International Disputes in 1870s East Asia: a case study of the 1874 lawsuit between Ōkurashō and PMS Co.」
5. Urban Marčič (Chengchi University)
「Taiwan's "Second Import Substitution" : its planning, failure and comparison to the German economic growth model」
6. 劉 漢儀 氏(Chengchi University)
「戦時期における台湾総督府の言語政策について」
7. 萬 育莘 氏 (Chengchi University)
「戦後初期台湾における長老教会と原住民:言語問題を中心に」

共催 国立政治大学文学院(台湾)

第2回 研究会「高成長下の政府と企業:東アジアの経験」
日時 2019年12月14日(土)9:30~18:30
会場 池袋キャンパス 15号館M302教室
報告
1.洪 紹洋 氏(陽明大学)
「輸入代替と企業行動:台湾における自動車産業の発展史(1953-1985)」
2.呂 寅満 氏(江陵原州大学)
「韓国における自動車産業の発展と産業政策 」詳細
3.林 采成(立教大学)
「忠肥・総合化学と韓国石油産業」
4.呉 聡敏 氏(国立台湾大学)
「台湾電子産業の発展:比較優位とFDI」
5.朴 基火主 氏(誠信女子大学)
「韓国電子産業のキャッチアップ」
6.Jitendra Uttam (Jawaharlal Nehru University)
「Industrial policy comparison between East Asia and India:Focusing on the electronic industry 」
7.朱 益鍾 氏(落星台経済研究所)
「韓国総合製鉄所の初期技術学習」
8.蔡 龍保 氏(国立台北大学)
「高度成長初期台湾におけるインフラの構築と運営:鉄道を中心として」
9.韓 載香 氏(北海道大学)
「韓国経済発展と直接投資の再考」

共催 科研費基盤研究(B)17H02554(研究代表者:林采成)

ワークショップ

「市場主義」経済学のオルタナティブ

2023年度の活動

第2回ワークショップ
日時:2024年2月16日(金)16:00~19:00
会場:池袋キャンパス 12号館2階会議室

第1報告
報告者:Pablo Pulgar Moya (Diego Portales University)
報告タイトル:「Personalisation of property as power of disposition in Marx」
第2報告
報告者:Joel Wainwright (Ohio State University)
報告タイトル:「The Anthropocene and the atomic bomb」
第3報告
報告者:隅田 聡一郎氏(大阪経済大学)
報告タイトル:「Hegel, Marx, and Climate Leviathan」

使用言語:英語

第1回ワークショップ
日時:2023年10月28日(土)15:00~17:00
会場:池袋キャンパス 本館(1号館)1階1104号室
報告者:Michael OSTERWALD-LENUM(立教大学2023年度招へい研究員、デンマーク統計局マクロモデル課チーフアドバイザー)
報告テーマ:「Value-added (at market prices) for a given set of locations, and for a given set of residents. From SNA1968 to SNA1993 to SNA2008」

内容:内容は2015年にOECDの会合と2021年国際所得国富学会(IARIW)で報告した内容であるが、今も提言内容が国際的に問題となっているため、設定するものである。「GDPは地域をベースに計測する指標だが、グローバル化で地域ごとの所有権を正確に計測できなくなる問題が生じている。これは地域をベースとする基準と人の経済的所有権を基準とする両方の基準を定めて両者の混同が生じているからである。人類は将来的にそれらのいずれを追うべきか、再検討する必要がある。」

主催:社会情報教育研究センター
共催:経済統計研究会、立教大学経済研究所ワークショップ「市場主義」経済学のオルタナティブ

2022年度の活動

第2回ワークショップ
日時:2023年2月18日(土)16:00~17:30
会場:池袋キャンパス 13号館会議室
報告者:Giacomo D'Alisa(バルセロナ自治大学環境科学技術研究所フェロー)
報告テーマ:「Accumulation by Contamination: Capitalism and Ecological Crisis」

第1回 ワークショップ
日時:2022年6月29日(水) 17:00~(90分を予定)
会場:Zoomミーティング
報告者:則竹 悟宇(本学大学院経済学研究科・博士後期課程)
報告テーマ:日本のGDPにおける2008SNA加工用財貨の導入、及び拡張供給仕様表の検討

2021年度の活動

第1回 ワークショップ
日時:2021年7月14日(水)17:00~(または、教授会終了10分後から)
会場:Zoomミーティング 
報告者:櫻本 健(本学経済学部准教授)
報告テーマ:2025年成立のSNAにおけるデジタライゼーションの計測

2019年度の活動

第2回 ワークショップ
政府統計のミクロ計量分析のワークショップ:行政・税務データの活用に向けて
日時:2019年11月28日(木)13:00~18:30
会場:池袋キャンパス 12号館2階会議室
報告:
1. 安藤 道人 (立教大学) 浦川 邦夫氏(九州大学)
「Income and housing poverty: Multidimensionality, heterogeneity and nonlinearity」
2. 中室 牧子氏 (慶應義塾大学)
「教育における行政データ収集と問題点」
3.高久 玲音氏(一橋大学)
「Career Trajectory as a Determinant of Household Wealth Accumulation and Later Health
4.別所 俊一郎氏 (東京大学)
「税務データと地方政府の行政データの利用可能性」
5.田中 聡一郎氏(関東学院大学)
「Middle class and Redistribution policy in Japan」
6. 角谷 和彦氏 (独立行政法人経済産業研究所, RIETI)
「Accumulating Effects of Income Taxes on Pre-tax Hourly Wages: Evidence from a Danish Tax Reform」
第1回 ワークショップ
日時:2019年8月26日(月)15:00~17:00
場所:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:
ジャコモ・コルネオ氏(ベルリン自由大学教授)
「著書『よりよき世界へ 資本主義に代わりうる経済システムをめぐる旅』について」

使用言語:英語

2018年度の活動

第5回 ワークショップ
日時:2019年2月27日(水)教授会終了後
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:黒木 龍三(本学経済学部)「チュルゴにおける資本と貨幣」
使用言語:日本語

第4回 ワークショップ
日時:2019年1月19日(土)14:00~
会場:池袋キャンパス 16号館第1会議室
報告:Marcello Musto「マルチェロ・ムスト著『アナザー・マルクス』について」
使用言語:英語および日本語(通訳あり)

第3回 ワークショップ
日時:2019年1月16日(水)17:00~19:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:楊枝 嗣朗氏(佐賀大学・名誉)「資本主義的貨幣信用制度の起源—「貨幣の世界システム」の成立—」

第2回 ワークショップ
日時:2019年1月9日(水)17:00~19:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:Marcello Musto 「About overview of studies on Marx in the world」
使用言語:英語(通訳なし)

第1回 ワークショップ
日時:2018年11月3日(土)14:00〜
会場:池袋キャンパス 12号館2階会議室
報告:
1. 伊藤 誠氏(東京大学・名誉)「マルクス価値論と社会主義」
2. 齋藤 幸平氏(大阪市立大学)「21世紀の革命に向けて—ポストマルクス主義の政治主義批判」
3. 森本 壮亮氏(桃山学院大学)「マルクスの資本循環論と転化論—F.モウズリのマネタリー理論に向けて」

使用言語:日本語
立教大学経済史・経営史ワークショップ

2023年度

第5回 ワークショップ
日時:2024年1月24日(水)17:00~18:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:「戦費調達と証券市場 ーThe Adventurers' Act 1642 による土地証書ー」
 服部 正紀 氏(大阪大学大学院)


第4回 ワークショップ
日時:2023年11月15日(水)17:30~
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:「萩藩における米穀投機取引と大坂相場情報-萩藩「御仕置帳」を素材として-」 
 安部 伸哉 氏(名古屋経済大学)


第3回 ワークショップ
日時:2023年9月27日(水)17:30~19:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階第1・2共同研究室
報告:「昭和戦前期の香川県における農家経済の副業としての葉煙草栽培事業」
 日下 卓哉 氏(香川大学大学院)


第2回 ワークショップ
日時:2023年6月14日(水)16:00~17:30
会場:池袋キャンパス 10号館1階X102教室
報告:「高度経済成長期における内航海運の機帆船依存と産業政策」
 由冨 康平 氏(東洋大学大学院)


第1回 ワークショップ
日時:2023年5月31日(水)18:00~19:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階第1・2共同研究室
報告:「明治期から昭和初期にかけての中規模醤油・味噌醸造業経営における味噌醸造の意義—青森県上北郡野辺地町・野坂味噌醤油店における醤油販売との関係から—」
 小杉 亮介 氏(三菱経済研究所研究員)


<問合せ先>
rebh@rikkyo.ac.jp(経済学部歴史部会:担当 岡部桂史)

2022年度の活動

第3回 ワークショップ
日時:2022年11月7日(月)15:00~17:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「出土貨幣の研究ー考古学的発掘調査事例を中心にー」
 櫻木 晋一 氏(朝日大学・下関市立大学名誉教授)


第2回 ワークショップ
日時:2022年7月6日(水)16:30~
会場:池袋キャンパス 12号館2階会議室
報告1:「米国「開墾事業」における農作物栽培:1913—1989年」
 日高 卓朗(本学経済学部・助教)

報告2:「明治・大正期における大阪薬業界の発展—道修町薬業者の貢献を中心として—」
 安士 昌一郎(本学経済学部・助教)


第1回 ワークショップ
日時:2022年6月8日(水)16:30~
会場:池袋キャンパス 12号館4階第1・2共同研究室
報告1:「戦間期日本における都市金融市場の展開と銀行経営」
 棚井 仁(本学経済学部・助教)

報告2:「近代日本醤油市場における地域性と地方中小醤油醸造家の経営-戦間期福岡県の松村家を中心に-」
 田中 醇(本学経済学部・助教)

2021年度の活動

第3回 ワークショップ
日時:2022年3月16日(水)14:00~17:00終了予定
場所:オンライン開催(ZOOM)
報告:「近世ドイツの宮廷ユダヤ一族の国際展開」
 竹原 有吾 氏(学習院大学・准教授)



第2回 ワークショップ
日時:2021年10月6日(水)17:30~
会場:オンライン開催(ZOOM)
報告:「労働と骨と土:沖縄における軍事資本主義と新たな囲い込み」
 上原 こずえ 氏(東京外国語大学・講師)


第1回 ワークショップ
日時:2021年6月23日(水)17:30~
会場:オンライン開催(ZOOM)
報告:「「戦前戦時日本の電力をめぐるポリティクス」(仮)」
 内川 隆文 氏(東京外国語大学大学院国際学研究院特別研究員)

2020年度の活動

第2回 ワークショップ
日時:2021年3月5日(金)14:00~17:00
会場:オンライン開催(ZOOM)
報告:「戦前の石炭産業における業務上負傷対策—1920年代の三井鉱山(株)三池鉱業所、田川鉱業所を中心として—」
 菊池 美幸 氏(九州大学大学院経済学研究院・助教)



第1回 ワークショップ
日時:2020年11月13日(金)14:00~17:00
会場:オンライン開催(ZOOM)
報告:「日本貨幣考古学の現在:これまでの研究生活を振り返って」
 櫻木 晋一 氏(朝日大学/下関市立大学名誉教授)

2019年度の活動

第7回 ワークショップ
【延期】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により延期となりました。日程が決まり次第、本サイトにてお知らせいたします。

日時:2020年3月7日(土)15:00~17:30
会場:池袋キャンパス 本館1103教室
報告:合評会「武田晴人著『日本経済史』(有斐閣,2019年)をめぐって」
モデレーター:呂 寅満 氏(韓国・江陵原州大学校)
評者(日本経済史):鷲崎 俊太郎 氏(九州大学)
評者(外国経済史):ばん沢 歩 氏(大阪大学)
リプライ:武田 晴人 氏(東京大学名誉教授)

第6回 ワークショップ
日時:2020年1月10日(金)18:00~20:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「満洲から戦後日本へ 南満州鉄道引揚者の戦後の職業活動」
 西崎 純代 氏(立命館大学)


第5回 ワークショップ
日時:2019年12月11日(水)18:00~20:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「醸造所は誰のもの?—近代南ドイツ都市・営業体制におけるビール醸造業の位置づけ」
 東風谷 太一 氏(東京外国語大学)


第4回 ワークショップ
日時:2019年11月6日(水)18:30~20:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「ポンプ・竜骨車・風車の利用からみた日本統治期台湾」
 都留 俊太郎 氏(日本学術振興会特別研究員(PD)/京都大学)


第3回 ワークショップ
日時:2019年7月10日(水)18:00~20:00
会場:池袋キャンパス 12号館2階ミーティングルームA・B
報告:「「原子力時代」以前のフランスのエネルギー政策ー電力エネルギー源選択に着目してー」
 豆原 啓介 氏(桃山学院大学経済学部)


第2回 ワークショップ
日時:2019年6月26日(水)18:00~20:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「文官総督制下の植民地統治構造と「分化主義」ー台湾総督府評議会を中心としてー」
 十河 和貴 氏(立命館大学大学院)


第1回 ワークショップ
日時:2019年6月5日(水)18:00~20:00
会場:池袋キャンパス 12号館2階ミーティングルームA・B
報告:「戦前期における日本茶の再製と輸出」
 粟倉 大輔 氏(静岡県立大学)

2018年度の活動

第5回 ワークショップ
日時:2019年2月27日(水)17:00~
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「18世紀スウェーデンにおける水産加工品の法規制と生産奨励:塩漬けニシンと魚油に関する施策に注目して」
 齊藤 豪大 氏(久留米大学)


第4回 ワークショップ
日時:2019年1月23日(水)17:30~
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「明治期住友大阪本店の金融業」
 佐藤 秀昭 氏(住友史料館)


第3回 ワークショップ
日時:2018年12月21日(金)17:30~
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「日本植民地都市経済史研究の現状と課題ー『満州』を中心としてー」
 山本 裕 氏 (香川大学)


第2回 ワークショップ
日時:2018年12月14日(金)17:00~18:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「近代アジア経済史における技術移転—製糖業の事例—」
 平井 健介 氏 (甲南大学)


第1回 ワークショップ
日時:2018年11月14日(水)17:30~19:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階第2・3共同研究室
報告:「マネジメントから見るイギリス奴隷貿易」
 長澤 勢理香 氏(流通経済大学)
グローバルサウスの内生的発展に関する研究ー産業集積と人口移動を中心にー

2023年度の活動

第5回ワークショップ
日時:2024年2月24日(土)14:00~18:00
会場:立教大学池袋キャンパス、12号館4階共同研究室
形式:対面優先(オンライン配信ありの予定。ただし、報告が聞ける程度と想定願います)
全体テーマ:「欧州グリーンディールの現段階と展望」
『欧州グリーンディールとEU経済の復興』(文眞堂、2023年)の執筆者をお招きし、同著の内容と最近の動向について解説していただきます。その後、フロアを交えて議論の時間をとる予定です。

著書の情報は下記からご覧ください。
第1報告(14:00~14:30[30分])
報告者:蓮見 雄(立教大学)
タイトル:「欧州グリーンディールの総点検—カーボンニュートラル実現のための制度形成の現段階と課題」
概要:過大評価されがちな欧州グリーンディールの現段階について批判的に検討し、その現状と課題を明らかにする。2023年は、強化策Fit for 55の法令の大半が施行・政治合意した年である。だが、米国や中国とのGXとDXの主導権争いの中で、EUの一連の政策が、本当に効果を持ち(enforcement)、カーボンニュートラルの社会実装への移行経路を切り開くかどうかは定かではない。

第2報告(14:30~15:00[30分])
報告者:中西 優美子氏(一橋大学)
タイトル:「欧州グリーンディールの法的基盤—欧州気候法律を手掛かりにして—」
概要:Von der Leyen欧州委員会が進める、欧州グリーンディール及びそれを確実に実施するFit For 55に基づいて採択されたEUの措置を解説する。
EUの気候変動に対する法的措置、とりわけ、2050年までに気候中立の達成をEUと構成国に義務づける、欧州気候法律(European Climate law)を取り上げる。

第3報告(15:00~15:15[15分])
報告者:石田 周氏(愛知大学)
タイトル:「EUタクソノミーと持続可能性情報の開示義務」
概要:「環境的に持続可能な(グリーンな)」経済活動を定義するEUタクソノミーと、それと関連する持続可能性情報の開示義務(CSRDとSRDR)に焦点を当て、その基本的な枠組みを確認しつつ、最近の進展について報告する。

第4報告(15:15~15:45[30分])
報告者:高屋 定美氏(関西大学)
タイトル:「EUサステナブルファイナンス戦略と欧州金融市場」
概要:EUサステナブル・ファイナンス戦略の中でも重要と考えられるEU
タクソノミーに焦点を当て、その概要と、タクソノミーが企業や金融機関に及ぼすであろう影響を論じる。さらには、EUサステナブル・ファイナンスの実態として、欧州の銀行の取り組みとグリーンボンド市場を展望する予定である。

第5報告(15:45~16:00[15分])
報告者:道満 治彦氏(神奈川大学)
タイトル:「EUの再生可能エネルギー政策の展開—優先規定、欧州グリーンディールからREDⅢへ」
概要:EUにおける再エネの急速な拡大は再エネに対する優先規定が大きな役割を果たし、電力指令と再エネ指令との間の相互作用の下で拡大してきた。そしてすでに安価になり主力電源となった再エネは欧州グリーンディールの前提条件となっている。では、これまでの再エネ政策が新たな再エネ指令(REDⅢ)にどのように繋がっているのかを検討する。

休憩後、質疑応答+討論(16:00~18:00)

共催:東京新世界経済研究会・2024年春例会/第50回持続可能性と資源貿易研究会/グローバル政治経済学(GPE)研究会/経済研究所国際部会ワークショップ

第4回ワークショップ
日時:2024年1月6日(土)14:00~16:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
タイトル:「プラットフォーム資本主義-その本質、実態、そしてゆくえ-」
≪プログラム≫
14:00~14:40 第1報告:山本 泰三氏(大阪産業大学)
「現代資本主義論の問題としてのプラットフォーム(仮)」
14:40~15:20  第2報告:金 埈永氏(韓国雇用情報院)
「プラットフォーム資本主義における雇用と労働」
15:20~16:00 第3報告:山川 俊和氏(桃山学院大学) 
「プラットフォーム資本主義における環境・エネルギー問題」
16:00~16:40 第4報告:今井 慧仁氏(京都大学・大学院)
「プラットフォーム資本主義と米中覇権競争」
16:40~16:50 休憩
16:50~18:00 全体ディスカッション

・参考文献:『プラットフォーム資本主義を解読する』(水嶋一憲・ケイン樹里安・妹尾麻美・山本泰三編著著;金埈永・宇田川敦史・久保友香・佐幸信介・山川俊和・中野理・水越伸・勝野正博著、ナカニシヤ出版、2023)

第3回ワークショップ
日時:2023年12月26日(火)14:00~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
第1報告:宮﨑 昌氏(一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO))
「持続可能な森林経営管理と森林資源利用ーネットゼロに向けたGHG吸収・削減方策の活用について—」

概要:企業経営ではGHGプロトコル/SBT/CDPなどの環境情報開示に対応することが急務である一方、従来有効活用できるとされてきたJ-クレジットや各種オフセット手法について厳しい目が向けられるなど日々ビジネスを取り巻く状況が変化しています。本テーマでは、2023年時点において企業経営の観点から「ネットゼロ」と「森林資源活用」に着目して話題提供します。
第2報告:山川 俊和氏(桃山学院大学経済学部)
「〈脱炭素世界経済〉の構造・試論」

概要:現代世界経済が大きく変貌しようとしている。その理由は、パリ協定の締結以降に本格化したカーボンニュートラル達成への気運の高まりと、経済の脱炭素化(decarbonization)である。経済の脱炭素化プロセスにおいては、化石燃料から脱炭素化されたものへとエネルギー・システムの転換が進む。そしてその転換は、大量生産、大量消費、そして大量廃棄を前提に構築されてきた生産と貿易、投資、通貨、そして国際政治のシステムを大きく変貌させる可能性を含んでいる。本報告では、こうした世界経済の現段階を〈脱炭素世界経済〉と呼び、その構造について試論を展開する。関連して、日本の脱炭素化政策の特徴と問題点についても述べていく。

・参考文献:吉弘憲介・山川俊和(2023)「再生可能エネルギー施設立地の政治経済学——日本の木質バイオマス発電を中心に」『季刊経済研究』(大阪公立大学)、第41巻1-4号、2023年3月、49-63頁。
山川俊和(2023)「〈脱炭素世界経済〉における日本の環境経済戦略——グリーントランスフォーメーション(GX)とその隘路」『生活経済政策』第319号、2023年8月、11-16頁。

共催:東京新世界経済研究会・2023年冬例会/第49回持続可能性と資源貿易研究会/グローバル政治経済学(GPE)研究会

第2回ワークショップ
日時:2023年11月22日(水)16:00~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
合評会『100均資本主義—脱成長社会「幸せな暮らし」のつかみ方』(郭洋春著、プレジデント社、2022年)
《プログラム》
16:00~16:30
郭 洋春(立教大学・経済学部)「私が考える“100均資本主義”の姿」
16:30~17:00
石井 優子(立教大学・兼任講師)「“低欲望”・“足るを知る”の考える」
17:00~17:30
厳 成男(立教大学・経済学部)「成長しなくても“幸せ”な社会は持続可能か」
17:30~18:00 全体討論
第1回ワークショップ
日時:2023年10月28日(土)14:00~17:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
合評会『少子化するアジア:家族形成の困難を超えて』(溝口由己編著、日本評論社、2023年)
≪プログラム≫
14:00~14:30:編著者による企画趣旨・全体内容の概説
溝口 由己(新潟大学、序章&第4章を中心に)
14:30~15:30:執筆者による担当章の概説
金 埈永(韓国雇用情報院、第3章); 石川 耕三(新潟大学、第4章)
厳 成男(立教大学、第6章);根岸 睦人(新潟大学、第8章)

15:30~16:10:若手研究者らによる評論
1.李 赫然(立教大学大学院経済学研究科・博士課程)「人口動態と社会保障の関係に注目して」
2.張 景瑞(立教大学大学院経済学研究科・博士課程)「人口動態とイノベーションの関係に注目して」
16:10~17:00:全体討論

2022年度の活動

地政学リスクと世界経済
第4回ワークショップ
日時:2023年2月18日(土)14:30~18:30
会場:池袋キャンパス 5号館5124教室
※対面とオンラインのハイブリッド方式で開催
報告:
第1報告 宮本 基杖氏(森林総研)
報告タイトル「熱帯の森林減少の解決には途上国の貧困率を低下させる基盤整備が必要」
概要:
温室効果ガスの排出源でもある熱帯林減少は、対策が国際的に推進されているものの、十分な成果は得られていません。本報告では、世界の先行研究と報告者の東南アジアでの実証研究を基に、森林減少の原因について解明された全容を示し、持続可能な解決策を提案します。
・参考文献,宮本基杖[2023 forthcoming]日本森林学会誌に掲載予定。

第2報告 桑名 謹三氏(関西大学)
報告タイトル「SDGsとファッション」
概要:
近年、SDGsの認知度が高まるなかで、エシカルウエディングなど、多様なエシカル消費が注目されています。本報告は、エシカル消費の中でもその起源が古いエシカルファッションをテーマとしています。エシカルファッションが必要と考えられるようになった背景を、途上国におけるファッションアイテム工場の事故から明らかにするとともに、法と経済学の分析を通じて、その改善策を提案します。本報告は次の文献に基づくものです。
・参考文献,桑名謹三[2022]「SDGsとファッション」『アカデミアが挑むSDGs 関西大学の多様な取り組み』関西大学出版部,pp.124-143

共催:第47回持続可能性と資源貿易研究会/東京新世界経済研究会2023年春例会/グローバル政治経済学(GPE)研究会

第3回ワークショップ
日時:2022年12月26日(月)14:00~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4F共同研究室 ※対面とオンラインとのハイブリッド方式で開催
報告:第1報告 土橋 康人(本学経済学部・助教)
「『サッチャリズム』の包括的な再検討に向けて—財政・金融・社会政策のメカニズム」
・近年の歴史研究の進展に伴い、「サッチャリズム」や「新自由主義」に与えられた歴史的特異性や政策の一貫性をめぐる評価については修正が迫られている。本報告では、これらの先行研究を批判的に整理した上で、金融や税及び住宅政策などの複数の領域を横断的に分析していく。そして、本研究によって描写されたサッチャー政権の政策メカニズムと政治経済学の諸概念を対照させることで、「サッチャリズム」及び「新自由主義」という概念を再検討していく。

第2報告 梅本 徹氏(J-Money論説委員)
「円キャリートレードとドル円相場」
・モルガン・スタンレー,バークレイズ・キャピタルなどでチーフFXストラテジストを歴任。東京市場で常に上位を占めたアナリストに,昨今のドル円相場の見方をうかがいます。

第3報告 田中 綾一氏(駒澤大学経済学部・教授)
「デジタル通貨・金融デジタル化の現状と課題」
・2018年末の本研究会においてキャッシュレス化の動向を報告してから4年が経過し、デジタル通貨およびその周辺技術によってできることとできないことの区別がよりはっきりしてきたように思われる。今回の報告においては、(1)暗号資産の現状(暗号資産を法定通貨化した国の動向や最近のFTXをめぐる混乱など)、(2)セキュリティ・トークン市場の現状(証券市場など)、(3)ホールセール型CBDCの現状の3つの観点から、デジタル通貨と金融デジタル化の現状と課題について論じたい。

第2回ワークショップ
日時:2022年11月23日(水)17:00~19:00(教授会終了時間によって前後する可能性有り)
会場:Zoom
報告:松村 博行氏(岡山理科大学教授)
報告タイトル:「エコノミック・ステイトクラフトの検討」

第1回ワークショップ
日時:2022年7月30日(土) 14:00~18:00
会場:池袋キャンパス  12号館4階共同会議室
※対面とオンラインとのハイブリッド方式で開催
報告:
第1報告 川上 豊幸氏(聖心女子大学現代教養学部国際交流学科)
報告タイトル:「気候変動対策としての木質バイオマス発電事業評価の問題に関する研究ノート」

第2報告 道満 治彦氏(神奈川大学経済学部)
報告タイトル:「欧州グリーンディールの前提要件としての再生可能エネルギー政策-EUにおける再生可能エネルギーの優先給電・優先接続の変遷と日本への示唆-」
報告要旨:欧州グリーンディールの前提条件として、EUの再生可能エネルギー政策がどう進展してきたのだろうか。欧州グリーンディールの中で2050年気候中立が謳われる中で、中心的な役割を担うとみられているのが、再生可能エネルギーである。
そのEUの再生可能エネルギーの発展の背景には、各加盟国で導入された固定価格買取制度(FIT)をはじめとする導入促進政策に加えて、①義務的な導入目標と②市場へのアクセスと送電線への物理的な接続というEU主導の政策があった。後者の中心的な役割を果たしたのが再生可能エネルギーへの優先給電と優先接続である。
では、再生可能エネルギーの優先規定がどう発展し、それが欧州グリーンディールにどう影響を与えてきたのか、また日本にどういう示唆を与え得るのか、を考えていく。

共催:グローバル政治経済学(GPE)研究会、持続可能性と資源貿易研究会
政策研究ワークショップ

2023年度の活動

第6回ワークショップ
日時:2月21日(水) 14:00~16:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:李 淑容氏(台湾東呉大学社會工作系兼任教授)
「 Labor and Poverty under Globalization:The Case of Taiwan /全球化下的勞動與貧窮_以台灣為例」

コメンテーター:湊 照宏(本学経済学部教授)
使用言語:英語。日本語使用可。

第5回ワークショップ
日時:2月19日(月)14:00~17:00
会場:池袋キャンパス 6号3階6301教室
第1報告:李 淑容氏(台湾東呉大学社會工作系兼任教授)
「Poverty and Social Assistance in Taiwan /台灣的貧窮與社會救助」

第2報告:菅沼 隆(本学経済学部教授)
「日本における生活困窮者対策の趨勢と社会保障」

使用言語:英語。日本語使用可。
共催:立教大学社会福祉研究所

第4回 ワークショップ
日時:2023年10⽉25⽇(水)17:00~18:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階 共同研究室(オンライン併用)
報告:朴 峻喜(本学経済学部助教)
報告テーマ:「韓国公共部門労働組合運動と社会的支持に関する研究—韓国鉄道労働組合の事例」

第3回 ワークショップ
日時:2023年7月12日(水)16:30~18:00
会場:池袋キャンパス 12号館4階 共同研究室
報告:伊藤 宏之氏(Prof. Hiro Ito, Portland State University, USA)
[伊藤宏之氏は、立教大学2023年度招へい研究員です。]
報告テーマ:「ポートランド地域のいま」

第2回 ワークショップ(国際金融研究会)
日時:2023年7月8日(土)15:00~17:00
会場:池袋キャンパス 10号館1階X103教室 (オンライン併用)
報告:伊藤 宏之氏(Prof. Hiro Ito, Portland State University, USA)
[伊藤宏之氏は、立教大学2023年度招へい研究員です。]
報告テーマ:「再び新興国発の金融危機は起こりうるか?」
共催:日本金融学会国際金融部会

第1回 ワークショップ(国際金融研究会)
日時:2023年7月1日(土)15:00~17:00
会場:池袋キャンパス 10号館1階X103教室 (オンライン併用)
報告:伊藤 宏之氏(Prof. Hiro Ito, Portland State University, USA)
[伊藤宏之氏は、立教大学2023年度招へい研究員です。]
報告テーマ:「世界的インフレーションと先進国」
共催:日本金融学会国際金融部会

2022年度の活動

第3回 ワークショップ
日時:2022年10⽉5⽇(⽔)16:30~18:00
会場:Zoom
報告者:境 勉(本学経済学部・特任教授)
報告テーマ:地方分権のこれからを考える

第2回 ワークショップ
日時:2022年6⽉29⽇(⽔)16:30~18:00
会場:Zoom
報告者:蒲谷 景(本学経済学部・助教)
報告テーマ:自然の価値を評価する~その技術的課題と政策的意義~

第1回 ワークショップ
日時:2022年6⽉1⽇(⽔)16:30~18:00
会場:Zoom
報告者:白石 智宙(本学経済学部・助教)
報告テーマ:「日本版シュタットベルケ」の財政学的検討—概念検討と中海テレビ放送のケースから

2021年度の活動

国際・政策研究ワークショップ
【延期】第5回 ワークショップ
日時:2022年1月26日(水)16:30~18:00(開始が遅れる可能性があります)
会場:Zoom双方向会議
報告:関口 智(本学経済学部教授)
報告テーマ:アメリカ福祉国家財政における住宅政策—「隠れた福祉国家」に埋め込まれた非営利組織の住宅資産・債務—
第4回 ワークショップ
日時:2021年7月14日(水)17:30~20:00
会場:Zoom双方向会議
報告:
1.掛貝 祐太氏(茨城大学専任講師)・早崎成都氏(慶應義塾大学大学院)

「財政学はなぜ移民を論じるべきなのか?—隣接領域における議論の限界を踏まえて」
2.髙橋 涼太朗氏(慶應義塾大学助教)・倉地真太郎氏(明治大学専任講師/本学部専任講師)
「移民政策なき自治体補助金行政—地方財政制度の視点から」
3.谷 達彦氏(東北学院大学准教授/元本学部助教)・関根未来(本学経済学研究科博士課程3年)
「外国人児童生徒に対する地方自治体の教育支援—愛知県豊橋市の事例を中心に」
報告テーマ:「移民の財政学的検討-理論・制度・自治体」
概要:国家の財政制度・政策にはそれぞれ特徴があり,その多様性の根拠及び持続可能性は大きな研究テーマである。そのなかで,今回のワークショップでは,日本における移民(外国人住民)への対応,すなわち経済活動・社会生活の保障に関する政策の現状と今後の課題について論じてみたい。
第1報告では,移民政策をめぐる理論について,これまでの議論の限界と財政学が論じるべき課題を明らかにする。日本においても,居住外国人が増大するにつれて,多文化共生の推進が唱えられるようになっている。また,人口減少への対応策として外国人住民を積極的に位置づける議論もみられる。そこで,第2報告では日本の地方財政制度による対応を,第3報告では自治体の具体的な施策の現状と課題を論じる。
プログラム:
司会・趣旨説明 池上 岳彦(本学経済学部教授)
報 告 17:35~18:50
質疑応答・討論  19:00~20:00(最長)

※学外者で参加ご希望の方は下記まで、前日(7/13)17時までにご連絡ください。
sekiguchi@rikkyo.ac.jp(担当:関口智)

第3回 ワークショップ
日時:2021年6月30日(水)16:30~
会場:Zoom双方向会議
報告:遠山 恭司(本学経済学部教授)
報告テーマ:中小自動車部品サプライヤーにおけるTPS思考に基づくIoTシステムの構築・活用と外販:中小企業の無形資産ビジネスの展開
概要:TPS(トヨタ生産システム)の歴史は70年を優に超え、リーン生産システムとして海外に知られてからもすでに30年が過ぎている。トヨタの系列グループをはじめ、その用語と思考法は、国内製造業に広く知られている。しかし、中小部品サプライヤーの生産現場で、その思考と実践が真に、本質的に展開されてきたとは言えない状況もあった。そのなかで、IoTの導入でTPSと改善活動を有機的に連結させ、生産性向上につなげ、システム化を行い、そのノウハウを外販する中小サプライヤーが存在する。これを無形資産の観点から着目し、その意義と可能性を考察する。

第2回 ワークショップ
日時:2021年6月2日(水)16:30~
会場:Zoom双方向会議
報告:金 敏貞(本学経済学部助教)
報告テーマ:社会保障制度における自営業者の所得把握についての考察
概要:韓国の社会保障制度における自営業者の保険料方式は「定率制」を採択しているため、自営業者の所得把握が制度の公平性問題と密接な関係がある。
そこで、韓国の社会保障制度において自営業者の所得把握がどのように行われ変化してきたのか、そして抱えている課題は何かについて検討する。

第1回 ワークショップ
日時:2021年5月19日(水)16:30~
会場:Zoom双方向会議
報告:土橋 康人(本学経済学部助教)
報告テーマ:対立か相互依存か?イギリス社会住宅政策における市場と「居住保障」
概要:本ワークショップでは、昨今のイギリス住宅政策と市場を概観した上で、イギリスにおける「居住保障」と市場原理が相互に影響を与え合うメカニズムについての報告を行う。
本報告の内容としては、国立社会保障・人口問題研究所編『日本の居住保障ー定量分析と国際比較から考える』に所収されている、第5章「イギリス-居住保障と市場の奇妙な相互依存」をベースとするが、イギリス住宅市場の歴史的な展開や政策の変遷、国際比較から見られる特徴についても盛り込むこととする。

2020年度の活動

第4回 ワークショップ
日時:2021年1月13日(水)15:00~17:00
会場:Zoom会議
報告:霜田 菜津実(本学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程1年)
報告テーマ:「1970~80年代における金属機械産業の労働組合による賃金水準平準化の取組」

第3回 ワークショップ
日時:2002年11月25日(水)部会・検討会終了後(16:00頃~)
会場:Zoom会議
報告:山縣 宏之(本学経済学部教授)
報告テーマ:「Trumpismの経済的背景:ラストベルトにおける地域経済の再編、産業政策の限界、2020年大統領選挙・トランプ善戦の結果を受けて」

第2回 ワークショップ
日時:7月9日(水)17:15~
会場:Zoom会議
報告:櫻井 公人(本学経済学部教授)
報告テーマ:「トランプ政策の反グローバリズムー孤立主義の伝統と『反オバマ・バイアス』」

第1回 ワークショップ
日時:2020年6月24日(水)16:00~(開始が遅れる可能性があります)
会場:Zoom会議
報告:菅沼 隆(本学経済学部教授)
報告テーマ:「"social security"の誕生と継承」
概要:「日本語の「社会保障」の原語である"social security"はどのように誕生し、どのように継承されてきたのだろうか?従来、継承関係が不明であった1918年ロシア社会保障規則、1935年アメリカ社会保障法、1938年ニュージーランド社会保障法、1941年大西洋憲章、1941年9月ILO論文、1942年ベヴァリッジ報告書の"social security"に継承関係があるかどうか、を歴史的資料に基づいて明らかにする。」

※URLについては代表者にお問い合わせください。
問合せ先:菅沼 隆 suganuma[アット]rikkyo.ac.jp,[アット]には@をお入れください。

2019年度の活動

第3回 ワークショップ
自動車サプライヤーシステム研究の新機軸に向けて

日時:2019年8月20日(火)13:30〜17:00
会場:池袋キャンパス 11号館A201教室
報告:
1.具 承桓氏(京都産業大学)
EV市場をめぐるエコシステムの再編とイノベーションダイナミクス
2.野村 俊郎氏(鹿児島県立短期大学)
進化したTPS(3本柱活動)のサプライヤーへの展開の意味


第2回 ワークショップ
日時:2019年7月26日(金)15:00~18:30
会場:池袋キャンパス 12号館4階共同研究室
報告:
1.Senior Lecturer, Dr. Ritu Vij,University of Aberdeen, Scotland
”Authoritarian Developmentalism in India: The Political Economy of Slums”.
(ムンバイにあるインド最大のスラム街についての研究を含みます)
2.Prof. Mustapha Kamal Pasha, Aberystwyth University (Wales)
”Implications for America First Policy ”

使用言語 英語

第1回 ワークショップ
日時:2019年7月16日(火)16:30~18:15
会場:池袋キャンパス 12号館2階会議室
報告:
1.Prof. Mustapha Kamal Pasha,( Aberystwyth University (Wales))”Migration and Multiculturalism: Global Perspective”
2.竹内 雅俊氏(東洋学園大学)「移民と多文化主義」

使用言語:英語(通訳あり)
マルチ・ステークホルダー・モデルの経営・会計研究

2023年度

第3回 ワークショップ
日時:2023年12月9日(土)13:30~17:00(16:40頃まで)
会場:池袋キャンパス  12号館4階、第1+2+3共同研究室(オンライン併用)
第1報告:13:30~14:50
吉見 明希氏(北海道情報大学)「大衆文化と先端会計研究」
第2報告:15:30~
岡田 裕正氏(長崎大学)「会計計算から見た監査の必要性(試論)」

第2回 ワークショップ
日時:2023年7月8日(土)13:30~17:00(16:40頃まで)
会場:池袋キャンパス 12号館4階 第1+2+3共同研究室(オンライン併用)
第1報告:13:30~15:00
宮澤 おりえ氏(英ケント大学)「EAAヨーロッパ会計学会発表についての考察」
金森絵里氏(立命館大学)「EAAヨーロッパ会計学会に参加して」

第2報告:15:10~16:40頃まで
梅田 守彦氏(中京大学)「『学校法人会計基準に見る私立大学政策』を上梓して」
田村 八十一氏(日本大学)「梅田論考を受けて」


第1回 ワークショップ
日時:2023年6月10日(土)13:30~17:00(16:50頃まで)
会場:池袋キャンパス 12号館4階 第1+2+3共同研究室(オンライン併用)
第1報告:土屋 文乃氏(明治大学大学院)
報告テーマ:のれんに関する会計基準選択と経営的背景-のれんの会計処理と企業のIFRSへの移行-
第2報告:新谷 司氏(日本福祉大学)
報告テーマ:『ポスト実証主義の会計学』を上梓して
小栗 崇資氏(駒澤大学)
新谷論考を受けて

2022年度の活動

第3回 ワークショップ
日時:2023年3月11日(土)14:00~16:00
会場:Zoom
報告:金子 輝雄 氏(青森公立大学)
報告テーマ:「持続可能な課税所得について」

第2回 ワークショップ
日時:2022年11月12日(土)14:00~16:00
会場:Zoom
報告者:木村 眞美氏(長崎大学経済学部准教授)
報告テーマ:「解体業者の原価計算考」

第1回 ワークショップ
日時:2022年8月13日(土)13:30~15:00
会場:Zoom
報告者:山根 陽一氏(宇部工業高等専門学校)
報告テーマ:「社会福祉法人における内部留保の再検討」

2021年度

会計研究の最新動向に係るワークショップ
第1回 ワークショップ
日時:2022年3月1日(火)13:00~17:00
場所:Zoom
第1報告
報告者:塚原 慎氏(帝京大学)
報告テーマ:「新収益認識基準が比較可能性に与える影響-アンケート調査結果を用いた実証分析-」(中村亮介(筑波大学)、小澤康裕(立教大学)、吉田智也(中央大学)との共著)
第2報告:坂内 慧氏(帝京大学)
「政府全体会計思考における会計システムへの拡張と環境要因‐ニューヨーク市財政危機に照らしたDavidson et al.(1977)の検討‐」

2020年度の活動

第4回 ワークショップ
日時:2021年3月11日(木)13:00~
会場:Zoom会議
第1報告13:00-15:00
報告:川島 健司氏(法政大学)
報告テーマ:「収益という会計用語に関する研究」
第2報告15:10-17:10
報告:大橋 良生氏(会津大学短期大学部)
報告テーマ:「企業の特性と損失認識の適時性との関係(仮)」

第3回 ワークショップ
日時:2021年2月23日(火)13:00~
会場:Zoom会議
第1報告 13:00-15:00
報告:中村 亮介氏(筑波大学)
報告テーマ:「日本における債務契約と報酬契約の関係」
第2報告 15:10-17:10
報告:奈良 沙織氏(明治大学)
報告テーマ:「経営者予想の精度とのれん」

第2回 ワークショップ
日時:2021年2月4日(木)13:00~
会場:Zoom会議
第1報告 13:00-15:00
報告:赤塚 尚之氏(滋賀大学)
報告テーマ:「履行価値による引当金の測定」
第2報告 15:10-17:10
報告:村上 翔一氏(敬愛大学)
報告テーマ:「暗号資産に関する会計処理ー各プレイヤーの論点ー(仮)」

第1回 ワークショップ
日時:2020年12月20日(日)13:00~
会場:Zoom会議
報告:大雄 智氏(横浜国立大学)
報告テーマ:「会計情報の信頼性─測定されるべき属性と測定値の誤差─」

経済研究所年報

ディスカッションペーパー

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経済研究所では、さまざまな研究プロジェクトを実施しています。研究プロジェクトは、所員及び各種研究員をもって構成され、経済・経営・会計に関する調査・研究を定期的に行っています。プロジェクト研究の成果の一部は、学術書やディスカッションペーパーとして一般に公開されています。

番号:J-1
著者(所属):齋藤邦明(本学経済学部)
題名:1950年代前半における地域農業政策の展開 ー新潟県を事例にー
日付:2015年9月公開
公開:非公開

番号:J-2
著者(所属):齋藤邦明(本学経済学部)
題名:日本農地改革の政策実施過程-新潟県を事例に-
日付:2016年3月
公開:非公開

番号:J-3
著者(所属):経済学部2016年度基礎ゼミワーキンググループ・齋藤邦明(本学経済学部)
題名:ポスト高度経済成長期における大学生の生活と学内活動に関する経済分析
日付:2017年3月
公開:公開
番号:J-4
著者(所属):前田正子(甲南大学マネジメント創造学部)、安藤道人(本学経済学部)
題名:保育園・家事育児分担・ワークライフバランスをめぐる母親の苦悩:保育所入所申請世帯調査の自由記述から
日付:2019年6月
公開:公開
番号:J-5-1
著者(所属):安藤道人(本学経済学部)、前田正子(甲南大学マネジメント創造学部)
題名:どのような世帯が認可保育所に入所できたのか:入所・保留世帯に対するアンケート調査結果(上)
日付:2019年11月
公開:公開
番号:J-5-2
著者(所属):安藤道人(本学経済学部)、前田正子(甲南大学マネジメント創造学部)
題名:認可保育所入所と就労・抑うつ・家事育児分担:入所・保留世帯に対するアンケート調査結果(下)
日付:2019年11月
公開:公開
番号:J-6
著者(所属):二宮健史郎(本学経済学部)
題名:現代貨幣理論(MMT)と金融の不安定性 ー一つの批判的検討ー
日付:2021年5月
公開:公開
番号:J-7
著者(所属):岩澤佳太(東京理科大学)、石田惣平(本学経済学部)
題名:予算参加が業績予想に及ぼす影響
日付:2022年4月
公開:非公開

番号:J-8
著者(所属):棚井仁(本学経済学部)
題名:戦間期養蚕地帯における耕作地主経営の展開—長野県下伊那郡松尾村G家を事例として—
日付:2023年9月
公開:非公開
番号:E-1
著者(所属):山口隆太郎(本学経済学部助教)、倉地真太郎(慶応義塾大学経済学部助教)、市川樹(横浜国立大学大学院博士課程)
題名:Three Historical Analyses on Japan’s Fiscal Issues Researches on Japan‘s tax policy,intergovernmental fiscal relations and elderly care system
日付:2016年12月
公開:非公開

番号:E-2
著者(所属):安藤道人(本学経済学部)、古市将人(帝京大学経済学部)、金子能宏(社会事業大学社会福祉学部)
題名:Does Universal Long-term Care Insurance Boost Female Labor Force Participation? Macro-level Evidence
日付:2019年4月
公開:公開
番号:E-3
著者(所属):石田惣平(本学経済学部)、岩澤佳太(東京理科大学)
題名:Budgetary Participation and Management Earnings Forecasts
日付:2022年6月
公開:非公開
番号:E-4
著者(所属):二宮健史郎(本学経済学部)
題名:Financial Structure and Monetary and Fiscal Policies
日付:2023年1月
公開:非公開
番号:E-5
著者(所属):二宮健史郎(本学経済学部)
題名:Financial Cycles and Instability in a Keynes-Wicksell Model
日付:2023年11月
公開:非公開

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