経済学部の4年間経済学部

立教大学経済学部では、初年次の基礎固めから始まり、段階を踏んで、体系的かつ実践的に経済学を学修。現代社会が抱える問題の解決力を身につけられます。

立教経済のデータサイエンス

櫻本 健准教授

1年次には必修科目でデータサイエンスの基礎や、データ分析にも用いるExcelなどの基本的な機能を学びます。2年次以降、データサイエンスの知識を深めたいという学生のために、主要な統計ソフトウェアの使い方を習得できる授業を用意。データサイエンス系の科目の多さは国内でも有数です。授業以外に、統計関連セミナーも定期的に開催。社会情報教育研究センターでは、実際の公的調査に参加できることもあります。経済学部のデータサイエンスは、技術とビジネスの視点を兼ね備えた知識・技術です。技術者とユーザーのどちらの気持ちも理解できるため、立教経済の卒業生は企業に入ってから総務や経理といった重要なセクションに配属されることも多く、就職先は金融、情報産業、サービス業など多岐にわたります。

1年次 導入期:目標を定める

学びを実践しながら心と身体を慣らしていき、大学での学びに必要な基礎を身につけます。

データ分析入門

社会で必要なパソコンスキルを修得
今や社会で働くうえで欠かすことのできないパソコンによる文書作成やデータ処理のスキルを修得します。Wordを使った文書や論文の作成、Excelを使ったデータ処理、PowerPointによるプレゼンテーション資料の作成など、ビジネスで使用されているアプリケーションを使いながらスキルを修得します。

基礎ゼミナール

基礎ゼミナール
学びの基本である、文献の読み方、調査の方法、レジュメやレポートのまとめ方、プレゼンテーションやディベートの方法、研究資料の収集・整理方法などを学修します。

基礎ゼミナールでは、ゼミという大学ならではの学習形態を通じて、大学での学び方を勉強していきます。関心のあるテーマを学問的に考えるきっかけの場ともなりますので、学ぶことの楽しさを発見してください。

2年次 形成期:視野を広げる

さまざまな経験を重ねて視野を広げ、他者や異文化への理解を深めます。

ゼミナール

主体的に行動する力を身につける
2年次から3年次までの学生が一緒に学ぶ少人数形式の授業です。いずれも学生が主体となって運営し、積極的に学習やプレゼンテーション、討論を行います。4年次までの履修を原則とするゼミと、1年間のみ履修するゼミを開講。豊島区や埼玉県など外部の団体と一緒に活動に取り組むゼミもあります。

キャリア教育:課題解決演習

グループワークが大変充実していました。また講師の方の20年以上先の将来を見据えた講義がとてもためになりました。(学生)

3年次 完成期:専門を究める

4年間の学びと自身の成長を振り返りつつ、将来の目標を目指して専門分野を究めます。

グローバル教育:英語で学ぶ・英語を使う・SSA

投資家としての知識を習得しながら全編英語の授業で英語力も向上

Finance ウォン・リオン特任教授

個人投資家になるための基礎知識を身につけることができる、実践的な入門授業です。株式の売買や決済、取引犯罪、決算発表や買収といった企業活動、コーポレート・ガバナンスなどについて取り上げます。全編英語での授業で、前半が講義、後半がグループワーク形式。グループディスカッション後には、グループごとに調査結果を発表してもらうこともあります。講義では、オーストラリアとシンガポールの事例をおもに紹介しますが、受講生の母国(2023年春学期は米国、日本、中国、フランス、スペイン、メキシコ、ブラジル)の株式市場についても触れるため、幅広く理解することができます。

株式市場に上場している企業は、どのように株主や投資家に向けて発表し、資金調達を行っているのかなど、オーストラリアとシンガポールの市場を例に考察します。

英語に対する苦手意識を克服し使える&伝わる英語を身につける

Introductory English for Current Economic Issues 西﨑純代准教授

本科目では、単語力と英語表現力を増やすことで「使える英語」の習得を目指します。「伝わる英語」にするため、日本人の英語の発音やイントネーションの特徴と克服方法なども解説。NHKの時事・経済ニュースをはじめ、スティーブ・ジョブズらの有名なスピーチ、洋楽の歌詞を教材として、言葉のもつ魅力に触れながら英単語・英語表現を身につけることができます。英語で伝える練習として、グループワークやプレゼンテーションを実施。フレンドリーな雰囲気のなかで、英語を使うことへの心理的ハードルを下げていきます。TOEIC・英検などの過去問題を用いて、試験対策も行います。

名演説や洋楽の歌詞など、声に出して読みたくなる教材を揃えています。実践的な英語力を習得するには、英単語を覚えるだけでなく、実際に使ってみることが重要。

SSA(Short-Term Study Abroad Program in Economics)

4年次

グローバル教育:語学力の向上

就職活動では英語外部試験のスコア提示を求められることが多く、学生はさまざまな学習機会を通じて、スコアのアップを目指します。ゼミの学生のなかには900点以上を取得した学生も。

卒業論文(ゼミナール)

普段は卒業論文のようにひとつのテーマについて深く、主体的に研究する機会はほとんどないと思います。それゆえ、卒業論文を完成させることは、考える力や情報収集をする力が身につくことはもちろん、自信をもつことにもつながり、とてもいい経験ができたと感じています。(学生)

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